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Café Menu 15 〜変わりゆく院長の健康管理〜

福岡の天神の地に開業して、2019年5月で10年目になります。開業当初は座る時間が長くてお尻がカチカチになるため、バランスボールやストレッチポールなど様々なグッズを購入して、狭い院長室にヨガマットを敷いてストレッチをやっていました。

ストレッチも良いのですが、有酸素運動をしなければならぬ!と決心し、昼休みには天神地下街の早歩き2周を始めました。ところが、昼休み時の天神地下街は、ブラブラ歩きの買い物客や外国人旅行者のウィンドウショッピングに行く手を阻まれて、真っ直ぐに歩くことが出来ません。

そこで、自宅周辺のウォーキングに移行しました。ヤフオクドームを一周した後に海岸沿いを歩き、能古島を見ながら早歩きで帰路を目指しますが、これもなかなか平日には時間がとれません。そこでクリニックの近くにあるスポーツジムに5年前から通うことにしました。

トレッドミルで歩いて、軽い筋トレからストレッチへと移ります。そうこうするうちに体幹を正しく鍛えないといけないと指摘され、2年前から週一回のペースでピラティスに通い始めました。さらに、1年前には週に一回、トレーナーによる筋膜リリースも始めるなど、とにかく忙しい健康管理の毎日です。
 

2019-01-18 14:04:00

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Café Menu 14 〜女性アスリートとピル〜

昨年、東大病院に「女性アスリート外来」が誕生しました(2017年4月)。1)スポーツを行う女性なら健康そのものではないかと思われがちですが、実際には女性アスリートの健康問題は大変深刻なものです。昨年度は受診者の62%が、無月経や月経不順だったそうです。1)

競技には月経なんか来ない方がいいのではないか?と男性は考えがちですが、無月経の原因にはエストロゲン不足や栄養不足などの要因があり、疲労骨折や摂食障害になるなど、アスリートにとっては深刻な問題なのです。したがって、アスリートのエネルギー消費量や摂取量を栄養士が管理して、エネルギーバランスを改善することも重要です。

国立スポーツ科学センターの能瀬先生の調査によれば、女性トップアスリートの4人に1人が月経困難症で鎮痛剤などの薬物を使用しているが、婦人科受診率は10%しかないという現状でした。2)月経困難症で痛みを我慢しながらの競技では最高のパフォーマンスは出せませんよね。

同じ調査によれば、約90%のアスリートが月経周期とコンディションの変化を自覚しているそうで、コンディションの良い時期に合わせた月経移動が望まれます。2)月経移動にはピルが第一候補ですが、日本ではトップアスリートのピル使用率は未だ2%という低さです。2020東京までに間に合うでしょうか。

 

■引用・参考文献
 1) 「東大病院」http://www.h.u-tokyo.ac.jp/patient/depts/a_joseika02/athlete.html、2018年12月7日アクセス
 2) 「能瀬さやか」『女性アスリートの現状』公益財団法人日本産婦人科医会、2014年5月14日、http://www.jaog.or.jp/wp/wp-content/uploads/2014/05/76_140514b.pdf、2018年12月7日アクセス

 

2019-01-18 14:01:00

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Café Menu 13 〜エストロゲンの底力〜

月経前にエストロゲンの波が引くと、月経前症候群(PMS)が起きて、イライラしたり気分が落ち込んだりすることをお話ししました。そういう時にエストロゲンを補充すると、かなり症状が和らぎます。つまり、エストロゲンには、気力、活力、食欲、などを高めるパワーがあるのです。

ホルモン補充療法(HRT)を始めたばかりの女性からよく次のような質問があります。「HRTで太りませんか?」「HRTしたら体重が2kg増えましたが何か関係ありますか?」私の答えはこうです。「エストロゲンには、気力、意欲、食欲を高めるパワーがあります。太る作用はありません。食欲が高まったときは、あぁ、エストロゲンが効いている、と自分に言い聞かせてください。」

また、エストロゲンには皮膚や粘膜を潤す保湿作用があります。HRTを始めた女性に肌の調子をたずねると、「お化粧のノリが良くなった」と言われる方が多いのです。乾燥していた皮膚に潤いが戻ったのです。ドライ・アイやドライ・マウスで眼科や歯科にかかっていた女性たちも、HRTに救われています。

エストロゲンは、皮膚や粘膜に潤いを戻すとともに、指の関節内の水分にも潤いを戻します。更年期になると、指の第一関節がとても痛む、腫れてくる、変形してくる、という女性を多く診察します。このような女性がHRTを始めると、指の痛みが非常に軽くなります。変形してからではなかなか戻りませんから、早めのHRTをお勧めします。
 

2019-01-18 12:29:00

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Café Menu 12 〜月のパワーとエストロゲン〜

私が医師になった40年くらい前のことです。毎月、月経前に万引きをして警察署にお世話になる患者さんがいました。普通の主婦で別に生活に困っているわけでもないのに、です。実はこの患者さんは、以前、お話しした月経前症候群(PMS)だったのです。毎月、エストロゲンが下がるたびに万引きの衝動を抑えることができなくなっていたのです。

女性の月経周期は月の満ち欠けの周期とほぼ同じで、平均28日型です。そもそも人体の3分の2は水分ですので、潮の満ち引きのように、人の体も月の引力の影響を受けていても不思議ではありません。排卵前に一度下がった女性ホルモンのエストロゲンは、排卵後に再び上昇して、その波が下がると月経が起きます。

引き潮のようにエストロゲンの波が引くときがPMSの症状が出るときです。イライラや気分の落ち込み、流涙など、症状は様々ですが、人を殴りたい、人にくってかかるなどの暴力的な衝動も起こります。まさに、エストロゲンの波に揺れる小舟のように、女性は毎月を乗り切っているわけです。

月にまつわるロマンティックな話は多いのですが、西洋では古くから月が人を狂わすと信じられてきた歴史があります。ピンク・フロイドの「狂気」というアルバムの原題は、“The Dark Side of the Moon”(月の裏側の闇)です。月の満ち欠けやエストロゲンの波にも、宇宙のパワーがひそんでいるようです。

 

2019-01-18 12:28:00

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Café Menu 11 〜キャッシュレス時代〜

近年、タクシーに乗ってクレジットカードで支払ったり、改札口で交通系カードをかざして通ったり、インターネットでの購入にクレジットカード決済を利用するのは、ごく普通に行われるようになりました。同時に、スマートフォンでのおサイフケータイ支払いも増えつつあります。

ある日、韓国からのカップルが旅行中に当院へ診察を受けにきました。無事に診察を終えて帰る時に、クリニックの受付がざわついています。何かしらんと受付に行ってみると、スマートフォンのおサイフケータイで支払おうと端末を探しています。未だ当院にはそのシステムがないので両替所に案内しました。

日本でのクレジットカード利用率は16.6%、カード大国といわれるアメリカでも25.1%ですが、韓国でのクレジットカード利用率は72.3%、その他の現金以外での決済も合わせると90%にも上ります(2015年統計、2017年発表)。韓国のキャッシュレス決済の浸透率の高さが段違いであることが分かります。1)

この高い浸透率には韓国政府の施策があるようです。クレジットカードの使用で税金が安くなったり、利用控えにある番号が宝くじになったりするそうです。しかし良い面ばかりではなく多重債務者や自己破産が増えたりと社会問題にもなっています。日本のキャッシュレス化はどうなっていくのでしょうか。
 


出典:Citrus Japanより筆者作成
 


■引用・参考文献
 1) 「Citrus Japan」https://citrusjapan.co.jp/column/cj-column/w008_201803.html、2018年12月5日アクセス

 

2019-01-18 12:24:00

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Café Menu 10 〜カーテンを開けてクダサイ〜

産婦人科には内診台があります。最近は座ったイスが電動で回転して、診察の体勢になるように動く内診台がほとんどです。慣れていない女性は最初はビックリしますし、ご高齢の女性になると転落したりしないように看護師が介助します。この内診台には、内側と外側を仕切るカーテンがあります。

日本人女性の診察ではこのカーテンを閉めるのが普通ですが、外国の女性、特に欧米人女性は、「カーテンを開けてクダサイ」とカーテンで閉め切られることを嫌がります。自分から見えないところで、何か知らない、何か分からない診療行為が行われているようで、不信感や違和感があるようです。

カーテンを開けて顔を見ながら診察をすることには、診察する側も最初は戸惑いやら恥ずかしさやら、落ち着かないこともありました。何年も何十年もたった今では、かえってカーテンで仕切ることに違和感を覚えることもあります。米国での診察は個室で全裸でしたから、彼我の違いがあります。

カーテンを隔てて診察をするには、会話が完全に成立していて、尚且つ、意思の疎通が充分に行われていなければなりません。日本語の会話に問題がない日本人同士ならば、カーテン越しの診察でもいいでしょうが、私のつたない英語ならば、顔を見ながらの診察の方がはるかに正確でしょう。
 

2019-01-18 12:19:00

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Café Menu 9 〜女医はサーファー〜

背中に赤ん坊、片手にパソコン、上手に波乗りをしているのは「女医さん」です。これはライフクリニック銀座の対馬ルリ子先生のお嬢様が描かれた絵です。毎月、毎月、女性ホルモンであるエストロゲンの波と上手く付き合いながら子育てと病院勤務をこなしている女医さんの絵です。

エストロゲンの波はお産の後や更年期に大きく変動しますが、毎月の月経周期の中でも変動しています。エストロゲンが上がる卵胞期には気力も意欲も充実しますが、エストロゲンが下がる月経前にはイライラして気分も落ち込みます。これを月経前症候群(PMS:Premenstrual Syndrome)といいます。

PMSには、イライラ、怒りっぽい、落ち込み、泣きたくなる、ゆううつ、不安などのココロの症状と、胸の張り、むくみ、眠気などのカラダの症状があります。これらの症状によって、集中力の低下や気力や意欲の減退が起こりますので、女性にとっては、仕事をしていても、していなくても大変つらい時期です。

このエストロゲンの波を乗り越えている女性は女医さんですが、PMSは程度の差はあっても女性なら誰もが経験することです。片手にパソコン、料理、家事、仕事もこなし、育児も同時にしていかなければなりません。波乗りにパイプラインを抜けていくパフォーマンスがありますが、まさに働く女性は “サーファー” なのです。

2019-01-18 12:17:00

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Café Menu 8 〜クリマクテリウム〜

クリニックの “CLIN” は「横たわる」という意味の古代ギリシャ語が語源だと書きました。“CLIN” のNをMに置き換えた “CLIM” は梯子を意味する古代ギリシャ語だそうです。絶頂感や最高潮と訳すCLIMAXは、梯子の一番上まで登りつめた状態なのです。1)

更年期を意味するクリマクテリウム(:CLIMACTERIUM)は、性成熟期から老年期に移行する年代で、性機能が次第に低下していく時期を、梯子を一段ずつ降りていく状態に例えています。「絶頂感」と「更年期」というふうに、一見和訳すると関係ないようですが、語源はどちらも梯子という共通の語源に由来しているのです。

更年期の症状ではないかと受診してくる女性には、梯子を一段ずつ降りていくと説明するかわりに、女性ホルモンのエストロゲンがゆらぎ始めているのです、と説明しています。エストロゲンが下がる日は気分も落ち込み、エストロゲンの波が穏やかな日は症状も比較的軽いのです。

クリマクテリウムの梯子が急なときには、緩やかな階段にしてあげれば良いわけです。エストロゲンのCLIMAXから急激にBOTTOM(底)に落ちないように少しだけエストロゲンを足して底上げをしてあげればいいのです。それがホルモン補充療法(HRT)なのです。

 

■引用・参考文献
 1) 「日本医事新報社」、https://www.jmedj.co.jp/journal/paper/detail.php?id=1848、2018年12月3日アクセス

 

2019-01-18 12:13:00

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Café Menu 7 〜天神ビッグバンと動脈硬化症〜

福岡市中心部の天神地区で “ビッグバン” と呼ばれる都市再開発事業が始まりました。老朽化したビルを取り壊して、新しいビルや空間を創出することにより、ビジネスやショッピング、憩いをはじめ、ヒト・モノ・コトが交流する新たな空間が生まれます。

当院のビル周辺でも、西側にあった4つのビルが完全に取り壊され、新しいビルの基礎工事のために建設重機が地中深くの水道管を掘り起こしています。それらの水道管はまさにボロボロで、ほとんど詰まりかけています。しかし、人間の骨や血管はビッグバンのようにリニューアル出来ません。

血管の動脈硬化症は、女性ホルモンのエストロゲンが減り始めると進行が始まります。地中深く埋まっている水道管と同じように、血管の動脈硬化もまた、詰まったり、流れが悪くなるまでは症状が現れません。血管は詰まる度に取り替えるわけにはいかないので、エストロゲンが減り始めるころからの予防が大切になります。

エストロゲンを補う治療法をホルモン補充療法(HRT)といい、更年期障害のみならず、エイジングケアにも有効です。女性は、エストロゲンが減り始めるころからHRTをすることによって、いつまでも新しいビルのように輝きと健康を維持することができるのです。
 

2019-01-18 12:10:00

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Café Menu 6 〜思春期は辛い〜

女性ホルモンのエストロゲンの波が規則正しいと、毎月規則正しく月経がやってきます。エストロゲンの波は小児期と老年期にはありません。不規則ながらもエストロゲンの波が起こり始めるのが思春期で、不規則ながらもエストロゲンの波がゆらぎ始めるのが更年期です。

「思春期 “発来” 」のメカニズムを書こうとして、「思春期 “はつらい” 」と入力すると、「思春期は辛い」がよくヒットするのです。あ〜またか、と思いますが、ときには「思春期は辛いものかもね」と思ったりもします。ゲーテの小説「若きウエルテルの悩み」や、石川達三の「青春の蹉跌」など、思春期は「辛い」ものかも知れませんね。

小児期には無かったエストロゲンの波が起こり始めるのが思春期発来です。乳房が膨らみ始め、身長が急に伸びて、恥毛・脇毛がうっすらと生え始め、最初に月経が起きます。月経が来たということはエストロゲンの波がやって来たということ、それに反応する子宮が間違いなく備わっていることが分かったわけですから、昔の人は赤飯を炊いてお祝いをしたのです。

エストロゲンの波は、脳の視床下部や下垂体からのホルモンの指令により起こります。これら脳からのホルモンはグッスリと眠っている間に分泌が始まります。寝る子は育つという言葉どおりです。グッスリ眠れば思春期の「辛い」ことも乗り越えていく元気が出ることでしょう。
 

2019-01-18 12:08:00

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